2019年には、多くの大企業やメディア、さらには官公庁、プロスポーツチームまでもがeスポーツ領域へと進出を果たし、多くの大会が開かれるようになりました。国際的な流れはもちろんのこと、日本でも子どもたちの将来の夢としてプロゲーマーが挙がるようになり、大きな人気やムーブメントの広がりが起きています。そうしたeスポーツ発展の裏側で、とある仕事の需要が増加傾向にあるようです。

eスポーツというのは、対戦型ゲームで競い合うスポーツの総称となります。まだeスポーツが浸透しきっていない日本では、エンジニアが圧倒的に不足しているのが現状です。eスポーツにおけるエンジニアは、必要不可欠な人材といっても過言ではありません。ゲーム自体は各企業が用意していても、eスポーツを実施するための各種整備はエンジニアが行う要ながあるからです。実際に会場へ足を運ぶより、ネットを通しての配信が一般的な視聴方法となるeスポーツでは、多くの視聴者が世界中からアクセスします。

eスポーツが盛んな中国では、人気ゲームの大会配信に数百万人の視聴者が集まるとされているのが実情です。そのような配信を多くの人が視聴できるようにするためには、サーバーや機材の充実だけではなく、しっかりと整備して不足の事態に対応できるエンジニアが多く必要となります。そのため、eスポーツが発展過程にある日本では、eスポーツに関係する企業がエンジニアに対して多くの求人を募集しているのです。ゲームを仕事にしたいというエンジニアは、この人材の需要が増加傾向にあるeスポーツが狙い目でしょう。